運命の風〜Wind of destiny編〜まえがきへ戻る ページ: 1/ 2/ 3/ 4/ 1ページ目D&D3.5edキャンペーン『Wind of destiny』#1『新たな風』 ____________________________________ “お茶目な”スコラル(ロック・ノーム、ローグ4/バード4/ウォー・チャンター3、CG) 修得呪文:0レベル(オープン/クローズ、ディテクト・マジック、フレア、リード・マジック、メンディング、メッセージ)、1レベル(キュア・ライト・ウーンズ、インスピレイショナル・ブースト、グリース)、2レベル(キュア・モデレット・ウーンズ、ミラー・イメージ)、 装備:アダマンティン製ホーリィ・モーニングスター+1、ミスラル製チェイン・シャツ+3、高品質のダガー、グラヴズ・オヴ・デクスタリティ+6、クローク・オヴ・レジスタンス+4 その他の所持品:探検家の服、背負い袋、ベルトポーチ、水袋、高品質盗賊道具、高品質の楽器マンドリン、呪文構成要素ポーチ、旅人の服、職人の服、防寒服、芸人の服、ヒューワーズ・ハンディ・ハヴァサック、トラヴェル・クローク、鏡、消えずの松明、所持金:869gp ____________________________________ ローリエリーナ(イスリルル・エルフ、レンジャー3/ソーサラー6/エルドリッチ・ナイト2、) 修得呪文: 0レベル(ディテクト・マジック、リード・マジック、フレア、ライト、レイ・オヴ・フロスト、ダンシング・ライツ、メッセージ)、 1レベル(シールド、マジック・ミサイル、チャーム・パースン、フェザー・フォール、バーニング・ハンズ)、2レベル(スコーチング・レイ、インヴィジビリティ、シー・インヴィジビリティ)、 3レベル(ヘイスト、ライトニング・ボルト)、 装備:冷たい鉄製ホーリィ・カタナブレード+1、ブレイサーズ・オヴ・アーマー+4、グラヴズ・オヴ・デクスタリティ+6、イスリルルの指輪(リング・オヴ・プロテクション+5)、ショート・ソード、クローク・オヴ・レジスタンス+3、 その他の所持品:イスリルル族の腰布(体温快適、エンデュア・エレメンツの効果)、旅人の服、背負い袋、ベルトポーチ、水袋、呪文構成要素ポーチ、ヒューワーズ・ハンディ・ハヴァサック、トラヴェル・クローク、鏡、消えずの松明、所持金:3290gp ____________________________________ スコラル 「にしてもまさか、らびたんにいきなりボーイフレンドができてまうとは・・・」 ローリエリーナ 「えっと・・・ラヴィは彼のことアップルパイと同じくらい好きなの?」 ラヴィリーナ 「・・・好き」 ローリエリーナ 「よし!ならオッケー!」 スコラル 「ウチが好きなんはアップルパイやのうてオップルパイや〜っ!」 ローリエリーナ 「もう!いいかげんそれやめなさい!」 (ローリエリーナとスコラルが知り合ってから何度も行われているやりとりである) アルウィン 「俺ハーフエルフだけど・・・いいのかな?・・・」 スコラル 「そんなん関係あらへんて。まさからびたんにいきなり失恋させる気かいな?ローリエ、これ押したってや(スタンプを渡す)」 ローリエリーナ 「なにこれ?」 スコラル 「『(らびたんの運命の人)合格スタンプ』や。ノーム製の商品の基準合格品に押すやつ。シャ○ハタ(Xスタンパー)やから朱肉いらんで」 ローリエリーナ 「はい合格〜♪(アルウィンの額にスタンプを押す)」 こうして、晴れて姉公認の仲になれたラヴィリーナとアルウィンだが、ウィーノス・エルフに捕らえられた際に、体に施された呪いの影響は深刻であった。 儀式に適応する体質にされてしまった二人は、その問題点に苦しむことになる。 いくらかの細かい特徴はおいといて、最もやっかいなのは、定期的にとある行為をしないとイブクチゴモトシュの邪気に精神を支配され、最終的に発狂してしまうという部分である。 通常の呪いならば、高レベルのスペル・キャスターが唱えられるリムーヴ・カースの呪文で解呪できるが、これはダンジョンズ&ドラゴンズ第3版ロールプレイングゲーム向けの追加ソースブック『不浄なる暗黒の書』(Book of Vile Darkness)にあるグレーター・カース(大呪い)の扱いなので、リムーヴ・カースでは解呪できない。 スコラルのバードの知識によると、アルウィンかラヴィリーナどちらかが死ぬことにより、もう片方の呪いだけは解けるが、それは解決策の選択肢に含まれないので、現状では解く方法はわからないということになる。 詳しい事情を知らないローリエリーナに、かわいい妹の労しい姿を見せたくないと思ったスコラルは、呪いの発作が来そうになると瞬時に機転を利かせ、ローリエリーナを引き離すのだった。 ローリエリーナ 「ラヴィ、今日は何して遊ぼうか?久しぶりにお姉ちゃんと弓矢で射的勝負する?う〜ん、さすがにお姉ちゃんもうラヴィにはかなわないかも・・・」 ラヴィリーナ 「・・・あ、うん・・・それも・・・いいけど・・・」 ローリエリーナ 「どうしたの?(ラヴィリーナの額に手を当てる)あ、ちょっと熱っぽいみたい。大変!風邪引いちゃったのかもしれないわ」 スコラル 「ローリエ、悪いけどちょっと川で魚釣って来てくれへん?今日の夕食、らびたんにおいしい魚を食べさせてあげよ思てんねん」 ローリエリーナ 「わかったわ!こう見えても昔から魚をとるのは得意なのよ。待っててねラヴィ」 ラヴィリーナ 「・・・ありがとう・・・おねえちゃ・・・」 スコラル 「・・・よし、行ったな。ローリエの釣りテクはお世辞にも良いとは言えへんから、そうとう時間稼げるで〜」 1時間経過・・・ さらに時間経過・・・ 白兵戦開始 大漁? スコラル 「や〜完璧超人のローリエがたまに見せる、そーゆーおいしーとこも好きやわ〜」 大都市エニラマルトルでの大事件から一週間が過ぎた。 プラズマ・カルテット(アルウィン、ラヴィリーナ、ローリエリーナ、そして“お茶目な”スコラル4人組のチーム名)は、5人のフェイ(ピクシーのチップ、グリッグのループ、ニクシーのスーム、ニンフのシィルフェル、ドライアドのトラヴァンナ)達ともにトニムの森にやって来た。 スコラル 「さてと・・・トニムの森を復帰させるために、これからせなならん事がぎょうさんあるから忙しくなるでほんま(二人の呪いを解く方法も探さなならんしな)」 チップ(ピクシー) 「じゃあ、僕とループ、スーム、シィルフェル、トラヴァンナは各地の妖精達を探しに行こう」 ループ(グリッグ) 「OK!フェイ5人衆出動だ!」 スーム(ニクシー) 「言っとくけど私、水のない所には行かないわよ?」 シィルフェル(ニンフ) 「私も水のない所はちょっと・・・」 トラヴァンナ(ドライアド) 「私は木から離れるのは辛いわ、エニラマルトルの街にいる間、気が狂いそうだったもの」 チップ(ピクシー) 「じゃあ、君達3人は、森や湖付近を頼むよ。僕とループは荒野だろうと砂漠だろうと火の海だろうとスプライト魂にかけて・・・」 ループ(グリッグ) 「え、いや、ちょっと、いくらなんでも砂漠や火の海までは付き合えないよ」 チップ(ピクシー) 「まあ、砂漠や火の海は少し大げさだけどそれくらいの意気込みで行こうって事だよ」 ラヴィリーナ 「お姉ちゃん、あたし達は何をすればいいの?」 ローリエリーナ 「この荒らされた森に自然の力を取りもどすのよ」 スコラル 「せや、精霊の力を秘めた神器の力を用いてこの森を元の奇麗な森に戻すっちゅうわけや」 ローリエリーナ 「アルウィン君も協力してくれるでしょう?」 アルウィン 「ああ、もちろんさ。俺にできることならなんでもするよ」 ラヴィリーナ 「でもその神器ってどこにあるの?」 スコラル 「神器について書いてある古文書を古物商から買い取ってあんねん」 スコラルが取り出した古文書にはエウルブ地方のマップがあり、トニムの森からあまり離れていない場所に印がある。 スコラル 「まずはここに行ってみよか・・・っとその前にまずは食事が先やな。腹が減ってはなんとやらや」 魔法のテーブルクロス(アルスリード族に伝わるアーティファクト)でヒーローズ・フィーストの朝食をとる。 ローリエリーナ 「ラヴィ、おいち?やわらかい食べ物でも、ちゃ〜んとよく噛んで食べようね(^^)」 ラヴィリーナ 「うん!(もぐもぐ)」 アルウィン 「姉妹というより親子みたいだ(^^)」 スコラル 「ローリエは昔から食事の時にらびたんを眺めて、そのやわらかほっぺに似合う形容詞を考えるのが日課やからな〜」 ローリエリーナ 「(ラヴィリーナのほっぺをツンツンしながら熟考中)・・・ふにゅにゅにゅ?」 今日の形容詞は「ふにゅにゅにゅ」に決定したようだ。 食事を終えた一行は早速、遺跡目指して出発した。 白猫アルト(ラヴィリーナの使い魔) 「ニャー!(新チームプラズマ・カルテット出動!)」 途中、街道を2体の奇妙な怪物が横切っているのを目にする。 ____________________________________ 【ナーガ】 ナーガはさまざまな魔法の力と高い知性を備えたクリーチャーである。彼らは生まれつき、身の周りのものを利用する術に長けており、自分たちの平穏を乱す侵入者を近づけぬため、巧妙な防御や狡猾な罠を用いる。 ナーガはいずれも、てらつく鱗に覆われた蛇のような細長い胴体と、どことなく人間のものに似た頭部を持っている。体長は10〜20フィート(約3〜6m)、体重は200〜500ポンド(約90〜230kg)に及ぶ。ナーガの目は明るい色合いで、知性が宿っており、ほとんど催眠的とも言える内なる光で輝いている。 (D&D第3.5版モンスター・マニュアルより) ____________________________________ 【スピリット・ナーガ】大型サイズの異形 この忌まわしい大蛇は、明るい緋色の縞のある黒い身体を持っている。頭部はどことなく人間のものに似ており、糸のような髪の毛が生えている。その周囲には、腐肉の匂いがきつく立ち込めている。 スピリット・ナーガ(亡霊ナーガ)は廃墟や陰鬱な場所に好んで住みつくことから、その名がついた。彼らは心底邪悪で、できるかぎりの害をなそうと努めている。 スピリット・ナーガは共通語と奈落語を話す。 (D&D第3.5版モンスター・マニュアルより) ____________________________________ 【スフィンクス】 スフィンクス(ギリシア語ではスピンクス)は羽根の生えた大きな翼とライオンに似た身体を持つ、謎めいたクリーチャーである。すべてのスフィンクスは縄張り意識が強いが、高い知性を持つものは故意の侵入と、一時的なものや、うっかり立ち入ってしまったものを区別することができる。 典型的なスフィンクスの体長は約10フィート(約3m)であり、体重は約800ポンド(約360kg)ほどである。 スフィンクスはスフィンクス語、共通語、ドラゴン語を話す。 (D&D第3.5版モンスター・マニュアルより) ____________________________________ 【ヒエラコスフィンクス】大型サイズの魔獣 このクリーチャーは馬よりも大きく、黄褐色のライオンの胴体と、力強く大きな隼の翼と頭を有する。 すべてのスフィンクスの中で、このクリーチャーのみが心底邪悪である。彼らは常にオスである。多くの時間をギュノスフィンクスを探すことに費やしているが、他者を傷つけることも大好きである。 (D&D第3.5版モンスター・マニュアルより) ____________________________________ ヒエラコスフィンクス「あークッソ〜!こんな寒い地方での傭兵稼業はもうこりごりだ・・・早く故郷に帰って雌のスピンクスをのケツを追っかけまわしてえ・・・」 スピリット・ナーガ「そういうな相棒、先の戦いで戦友となったのも何かの縁、奇妙な組み合わせだが、我々はなかなか良いコンビだったと思うぞ?」 ヒエラコスフィンクス「ケッ!戦友とかマジどーでもいーぜ。で、デル地方に戻るにはどっちへ進めばいいんだ?」 スピリット・ナーガ「まあ待て。お前が言ってた雌とは違うが、エルフの雌ならあそこにいるから、襲って欲求を晴らしてきたらどうだ?」 ヒエラコスフィンクス「ケッケッケ、エルフか・・・嫌いじゃないぜ(舌なめずり)」 アルウィン 「なんだか、やたらとガラの悪いのがこっちを見ているな」 スコラル 「ウィーノス・エルフ達が呼び寄せたモンスターの残党かもしれへん」 ラヴィリーナ 「お姉ちゃん見て!髪の毛の生えた蛇さん!それと・・・えっと・・・」 ローリエリーナ 「あれは・・・グリフォンの亜種かなにかかしら?」 2体のモンスターが問答無用の雰囲気でこちらへ向かってきた! ヒエラコスフィンクス「昼雌の時間だー!」 スピリット・ナーガ「それを言うなら昼飯の時間だろ?」 アルウィン 「いくぞバンブル!挟撃に・・・ってバンブルはいないんだった。ラヴィ、先に鳥頭を倒そう!」 命中値3点を特技:強打に割り振り(ダメージ+6点になる)ヒエラコスフィンクスを攻撃!クリティカル・ヒット!36ダメージ! ラヴィリーナ 「OK!フェアリー・ソード!」 +1冷たい鉄製ホーリィ・キーン・ロングソードで攻撃命中!11ダメージ! スコラル 「焼きいれたる!」 モーニングスター命中!20ダメージ! ヒエラコスフィンクスのHPはちょうど0になる。 ローリエリーナ 「鳥顔の怪物は風前のともしびね。私はナーガを狙うわ!」 スピリット・ナーガにカタナで斬りつけ13ダメージ! スピリット・ナーガ「小癪な!我が魔法をくらえ!」 スピリット・ナーガは5ft(フィート)ステップして距離をとり、ファイアー・ボール(15ダメージ)を放つ。 全員、火球に対する反応セーヴに成功する。 アルウィン、ラヴィリーナ、ローリエリーナは7ダメージを受けるが、ヒーローズ・フィーストの一時的追加HPが減っただけで本人達は無害。 スコラル 「よっと!」 ローグの特殊能力:身かわしで完全に避けきり、ノーダメージ。 スフィンクスはアルウィンに噛みつき7ダメージを与えたが、そのまま動かなくなった。 アルウィンに襲いかかった瞬間に、先ほど受けた傷口がさらに開き、噛みつきながら気絶したのだ。(HPが0の満身創痍状態で無理に行動すると、0から-1になって気絶する) 【次のラウンド】 アルウィンはナーガに連続攻撃25点と31点ダメージをあたえ、ラヴィリーナの剣9ダメージでスピリット・ナーガを撃破。 ラヴィリーナ 「アルウィン!大丈夫!?噛まれたところ痛くない!?」 アルウィン 「これくらいどうってことないさ」 ローリエリーナ 「よかった。ラヴィ(ラヴィリーナの頭をなでなで)、アルウィンくん、頼もしいじゃない」 ラヴィリーナ 「うん!」 スコラル 「にしても、こんな物騒な連中がぎょうさんうろついてたら安心して街道も歩けへんわ」 アルウィン 「街道でスフィンクスに会っても、鳥頭じゃなぞなぞ勝負もできやしない」 白猫アルト(ラヴィリーナの使い魔) 「ニャ〜!(今の戦いでまた少し街道が安全になったと考えよう)」 さらに進むと、罠にかかった雌のユニコーンがマンティコアとグレーター・バーゲスト、2体のバーゲストに襲われているところに遭遇する。 ____________________________________ 【マンティコア】大型サイズの魔獣 このクリーチャーはあらゆる意味で“モンスター”である。どことなく人型のものに似た獣の頭を持ち、胴体はライオン、翼はドラゴンのものに似ている。背中には曲がったトゲが生えており、長い尻尾の先には危険なスパイクが何本も生えている。 マンティコア(ラテン語ではマンティコラス)は獰猛なクリーチャーで、生きた獲物を求めて広い範囲で狩りをする。マンティコアは狡猾かつ邪悪である。マンティコアは危険な敵ともなれば、強力な味方ともなる。 典型的なマンティコアは体長10フィートほど(約3m)、体重1,000ポンドほど(約450kg)である。 マンティコアは共通語を話す。 (D&D第3.5版モンスター・マニュアルより) ____________________________________ 【バーゲスト】中型サイズの来訪者(悪、他次元界、秩序、変身生物) その狼に似た恐ろしげな怪物は、青みがかった毛皮と長く鋭い爪を持っている。薄暗い影の中から君を見る、その憎しみに満ちた両目の輝きから、邪悪な知性の存在がうかがえる。 バーゲストはウルフ(狼)とゴブリンの2つの形態を持つフィーンド(魔物)である。本来の形態は、恐ろしげな牙と鋭い爪を持った、ゴブリンとウルフの中間のような姿である。彼らが物質界を訪れるのは、血と魂をむさぼり食らって、より強大に成長するためである。 幼いバーゲストは、その大きさと爪を除けば、ほとんどウルフと区別がつかない。より大きく強く成長するにつれ、肌の色は青みがかった赤に変化していき、やがては青一色となる。この項で解説しているような、完全に成長しきったバーゲストは、約6フィート(180cm)の身長と、180ポンド(80kg)ほどの体重を持つ。興奮するとバーゲストの両目はオレンジ色に光る。 バーゲストはゴブリン語、ウォーグ語、地獄語を話す。 (D&D第3.5版モンスター・マニュアルより) ____________________________________ 【グレーター・バーゲスト】大型サイズの来訪者(悪、他次元界、秩序、変身生物) 人型生物をむさぼり食らうことによって9ヒット・ダイスに達したバーゲストはグレーター・バーゲストと化す。これらのクリーチャーはゴブリンに似た大型サイズのクリーチャー(身長およそ8ft)かダイア・ウルフに変身することができる。 (D&D第3.5版モンスター・マニュアルより) ____________________________________ スコラル 「お前たち、何さらしてけっかんねん!」 グレーター・バーゲストに突撃急所攻撃命中!24ダメージ! ローリエリーナ 「待っててユニコーン!今助けてあげるわ!」 続いてグレーター・バーゲストにカタナで斬りつけ14ダメージ! グレーター・バーゲスト「(ゴブリン語)野郎ども!やっちまえ!」 怒り狂い、マス・ブルズ・ストレンクスの呪文を唱える。 これにより、モンスター達全員の【筋力】が+4される。 バーゲストAは24点ものダメージをたたき出してきたスコラルを脅威とみなし、全力で攻撃する。 どちらも2発命中!11点と4点。 スコラル 「いった〜・・・余計な呪文で強化しよってからに!」 続いてバーゲストBもスコラルに全力攻撃を2発命中!11点と4点。 アルウィン 「マンティコアに突撃だ・・・しまった!はずした」 ラヴィリーナ 「バーゲストはお姉ちゃん達にまかせてあたしもマンティコアを攻撃!」 ロングソードで攻撃命中!9ダメージ! マンティコア「おのれ!エルフの小娘が!ふざけおって〜!全力攻撃・・・ば、ばかな・・・1発も当たらない!なんてすばしっこい女だ!」 【次のラウンド】 スコラル 「いてこましたる!」 グレーター・バーゲストにモーニングスター命中!14ダメージ! ローリエリーナ 「これでとどめよ!25ダメ−ジ!グレーター・バーゲスト撃破!続いて連続攻撃でマンティコアに17ダメージ!さらに二刀流のショート・ソードで7ダメージ!」 2体のバーゲストはスコラルを狙うが、今度は全部はずす。 スコラル 「これ以上くらってたまるかいな!(^^;)」 アルウィン 「今度は外さない!33ダメージでマンティコア撃破!」 ラヴィリーナ 「バーゲストAに攻撃命中!21ダメージ!スコ姉!(ちょうどスコラルが挟撃できる位置にいる)」 スコラル 「よし来た!」 バーゲストAに急所攻撃20で撃破!連続攻撃でバーゲストBに15ダメージ! ローリエリーナ 「おなじくバーゲストBに12ダメージ!」 バーゲストBの反撃はむなしく空振り。 アルウィン 「これで終わりだ!25ダメージでバーゲストB撃破!」 ____________________________________ 【ユニコーン】大型サイズの魔獣 この力強い、馬に似た生き物は、毛並みはきらめくばかりに白く、大きく活発な瞳をしている。まえがみやたてがみはつややかで白く、長くのびている。長さ2〜3フィートの象牙色の角が1本、額のまん中から生えている。ユニコーンの蹄は2つに割れている。 ユニコーン(一角獣)は獰猛にして高貴な獣であり、森のクリーチャー(ドライアド、ピクシーなど)にしか会おうとしない。その他の者の前に姿を現すのは、故郷たる森を守るときだけである。 その目の色は海のような青、菫色、茶色、または燃え立つような金色である。雄には白いあごひげがある。 ユニコーンのつがいは死ぬまで添いとげ、自分たちが守る森のなかの谷間や空き地を住みかにする。属性が悪でない旅人は、ユニコーンの森を自由に通ることができ、食物を狩ることすらできるが、悪のクリーチャーが同じことをしようとすればたいへんな危険を犯すことになるだろう。同様にユニコーンは、遊びで生きものを殺めるものや、森を無慈悲に破壊するものには、相手が誰だろうと戦いを挑む。 一匹でいるユニコーンは時折、純真な心をもった人間かエルフの乙女に、自分を馴らすことを許す。そして親切に遇されれば乙女の忠実な乗騎にして生命の守護者となり、たとえ森を後にしても彼女についてゆく。 ユニコーンの角は治癒の能力で名高い。邪悪にして不謹慎なものは時折その角(最高2,000gpに値し、さまざまな治癒のポーションや道具の原料となる)を求めてユニコーンを狩る。ほとんどの善のクリーチャーは、そうした物品を取引するのを拒絶する。 一般的な大人のユニコーンは体長8フィート(約2.4m)、体高5フィート(約1.5m)、そして体重は1,200ポンド(約550kg)ほどである。雌は雄に比べてやや細身である。 ユニコーンは森語と共通語を話す。 (D&D第3.5版モンスター・マニュアルより) ____________________________________ ユニコーン「清らかな心を持つ自然の子らよ、ありがとう」 ユニコーン(雌)は、感謝の気持ちを込め、スコラルの怪我を治してくれた。 スコラル 「おおきに。おかげさんでもう痛ないわ」 ラヴィリーナ 「よかったね」 ローリエリーナ 「ええ」 アルウィンはそれを少し離れたところから見ている。 アルウィン 「気のせいかな・・・なんか俺だけ仲間はずれのような・・・」 白猫アルト(ラヴィリーナの使い魔) 「ニャ〜(いや、それを言うなら僕だって・・・そもそもラヴィ以外には僕の声は聞こえないし)」 ユニコーンと別れ、先を急ぐ一行。 ようやく、遺跡の入口に到着した。 ラヴィリーナ 「ここが入口?」 アルウィン 「見たところ、ただの崖みたいけど」 ローリエリーナ 「スコラル、例の古文書を」 スコラル 「ほいきた」 スコラルが古文書をかざすと、崖の一部が光り、入口が現れる。 アルウィンは土を一つまみ拾い、レンジャー魔法のロングストライダー(健脚の呪文)を唱える。 手に持った土が消えると同時に、アルウィンの移動力が10ft増加する。 さっそく4人が入口に入ると、大量の蛇の集団が道をふさぐようにひしめき合っている。 ____________________________________ 【ヴァイパー・スネーク(毒蛇)】超小型〜超大型サイズの動物 これらのスネークにはさまざまな大きさがある。これらのクリーチャーは特に攻撃的ではない。しかしながら、毒をもつスネークはしばしば退却時に噛みつく。 【コンストリクター・スネーク(獲物を絞めつけて殺す蛇)】中型サイズの動物 コンストリクター・スネークは通常は攻撃的ではなく、相手が立ち向かってくると逃げる。このスネークは餌を求めて狩を行うが、大きすぎて締め付けが行えないクリーチャーを餌にすることはない。 【ジャイアント・コンストリクター・スネーク(獲物を絞めつけて殺す巨大な蛇)】超大型サイズ動物 このクリーチャーはその小さな同族よりも攻撃的だ。それは主に生きるためにより多くの食料を必要とするからである。 (D&D第3.5版モンスター・マニュアルより) ____________________________________ スネーク「シャァ〜ッ」 スコラル 「うっひゃあ!ナーガやのうても危ないわ〜」 ローリエリーナ 「たいていの蛇はそれほど攻撃的ではないわ。私にまかせて」 ラヴィリーナ 「あたしもお手伝いするわ」 アルウィン 「俺も」 ローリエリーナはラヴィリーナとアルウィンの協力を受けながら、レンジャーの特殊能力:野生動物との共感を使い、蛇の集団のボス的存在のジャイアント・コンストリクター・スネークとの和解に成功する。 スコラル 「レンジャーが3人もいると、動物とのトラブルは楽勝で解決やな」 次のページへ ページ: 1/ 2/ 3/ 4/ 『運命の風』(Wind of Fate)ギャラリー へ戻る |