【さばきのおじかん】エラッタや小説のネタは読者を選ぶという理由でお蔵入りとなった原稿です。 【元ネタ解説】 『ジャッジメント』はモンスターコレクション第2弾『古代帝国の遺産』の発売記念キャンペーン用プロモーションカードで、 単体では役に立たないが、専用装備で身を固めることにより強力なユニットになるという特殊能力を持っています。 表紙: 戦慄の破壊神―モンスター・コレクション・ノベル (富士見ファンタジア文庫) 文庫 − 1998/8 北沢 慶 (著), 安田 均 (著), 四季 童子 (イラスト) に登場するマリアと、召喚術師カードのマリア。 1本目『いきなりエラッタ』: 『ジャッジメント』は肝心なカード表記に重大なミス(エラッタ)があり、二版以降で修正される可能性もほぼ皆無(プロモカードなので初版しか存在しない)ゆえ、その事をネタにしています。 【元ネタ解説】 2本目『モンコレノベルより』: 小説が書かれた時と実際にカードゲーム版が発売された時とでカードの性能の仕様変更があったため、実際のゲームで小説のシーンを再現しようとするとこうなります。 3本目『装備は万全?』: この時、皮肉にも2本目『モンコレノベルより』のように『豪胆の魔剣』を装備していれば イニシアチブ決定タイミングで同時攻撃になることを防ぎ、 地形カード『妖精の輪』等を2カ所支配して手札上限枚数を8以上にしておくか、 あるいは『邪悪を憎む心臓』の特殊能力〈鼓動〉で手札を2枚補充することにより手札7枚を捨てて〈裁きの光〉を放つことができ、 デザート・ウォームに負けることはなかっはずです。 更新日:2011/06/07〜2017/03/06 【ほらふき男爵の大ボラ話】ドラゴンジュニア8月号増刊映画だ!カードだ!モンコレナイト 平成12年8月12日発行 P214 【元ネタ解説】 『狙撃部隊のほらふき男爵』は特殊能力〈口車〉により仲間達の特殊能力〈狙撃〉のタイミング表記を[普通/対抗](敵の行動に割り込める効果)にすることができます。 表紙: 砲弾に乗って飛んでいく男爵の姿。(『ほら吹き男爵の冒険』より) 1本目『ありがた〜いほら話』: つまり、先攻をとって攻撃しようとした敵が、ほらふき男爵の口車に乗せられている最中に狙撃されてしまうわけです。 【元ネタ解説】 2本目『黄金樹の勇者現る!』: モンコレは基本的に召喚術師がモンスターを召喚して戦うゲームですが、第5弾『黄金樹の守護者』で初めて種族【人間】のユニットが登場しました。 3本目『バッカがっ見る〜♪』: 本来、狙撃部隊シューターの狙撃は3ダメージであり、黄金の勇者の防御力5を貫くことはできないが、 ほらふき男爵はアイテム:1の能力を持っているので、アイテム『怪力の薬』を使用することにより狙撃部隊シューターの攻撃力を2倍の6に変更し、 勇者をも倒すことができる。 もちろん、黄金樹の勇者がちゃんと黄金の装備で身を固めていれば話は変わっていたかもしれないが、生身のままではやはり、ほらふき男爵の口車に乗せられている最中に狙撃されてしまうわけです。 更新日:2017/03/06 【きわみ亭繁盛記】ドラゴンジュニア2000年10月号2000☆VOL.42 平成12年9月27日発行 P108 【元ネタ解説】 『サザンの料理王「極」』の特殊能力〈活け造り〉は対象ユニットが「種族:アニマル/クラブ/バード/フィッシュ/ホエイル」の場合、「防御力:1」にすることができます。 表紙: サザンの料理王「極」はカードイラストではお盆に小さなサメを盛っているが、 特殊能力〈活け造り〉の対象は「種族:アニマル/クラブ/バード/フィッシュ/ホエイル」、 そして、このゲームのブルー・シャークの種族は【シャーク】、ゴールデン・シャークの種族は【ジョーズ】、 つまり、彼女にとって、サメ料理は専門外ということになります。 よって表紙では小さなサメではなく小さなオドントティラヌス【フィッシュ】の(防御力8)を盛っています。 1本目『ゲテモノ料理は苦手なの』: 上記の通り、料理王と言う割には料理のレパートリーと食材の少なさをネタにしています。 登場カードに『金貨のつまったズダ袋』が入っているのはアイテムとしてではなく、カードイラストのオークが登場しているからです。 【元ネタ解説】 2本目『至極のメニュー』: ほらふき男爵、前作に引き続きで再び登場。 3本目『1杯のかけそば』: 一時期ブームになりましたね。 更新日:2017/03/07 【見よ!黒い炎は燃えている!】ドラゴンジュニア2000年11月号2000☆VOL.43 平成12年10月27日発行 P242 【元ネタ解説】 黒い翼の天使はレベル6、攻撃力5、防御力5、戦闘スペル火、風、魔を使用できる強力なユニットで、その特殊能力〈黒い炎〉(すべてのダイス目は、「1〜3→1」に「4〜6→6」に変更される。)により、彼のいる戦場では常にダイス目が1と6の2種類しか存在しなくなる。 表紙: 作者名の隣にキマイラの絵があるのは、作者のペンネーム『獅子山竜』の元ネタが、まさしくこのキマイラ(獅子と山羊と竜の合成獣)だからです。 クロテンくんの足元でラミアが魚を焼いているのは、黒い炎というわりには黒い翼の天使のカードイラストで火の色が赤いため、せめて黒い煙くらいは出しておこうかと・・・ 1本目『ハッキリしろ!』: 何事も二つに一つ、彼のポリシーは自分の存在に対するコンプレックスからくるもの・・・な〜んてことはないんだけどね。 【元ネタ解説】 2本目『究極の選択』: みんなはどっちが好きかな? 3本目『はやい話が……』: 算数が苦手だったら1と6の2種類より1と2の二種類の方がもっと楽だと思うが、 1と6ならばちょっとやそっとの修正値を足したり引いたりしてもなかなか優劣がくつがえせないから いちいち細かい計算をする必要なくなるとうことで。 【余談】 ラミアのラミーちゃんと黒い翼の天使クロテンくんはこの後もレギュラー・キャラになり、さらに後に獅子山竜が制作した RPGツクールXP版『奈落への挑戦状』にもゲスト出演しています。 フリーゲームなので、ご興味のある方はぜひダウンロードしてプレイしてみてください。 更新日:2017/03/08 【クロテンくん】モンスターコレクションTCGのコラカード。 その昔、仲間内で遊ぶ時に使っていました。 他にもあったけど、すぐに発掘できないのが残念。 更新日:2011/06/07 【シルヴィアの竜姫旅日記】ドラゴンジュニア2000年12月号2000☆VOL.44 平成12年11月27日発行 P72 【元ネタ解説】 シルヴィアの竜姫は月刊ドラゴンジュニアの付録カードです。 編集側から、 「低年齢や、モンコレをやっていない読者でも楽しめるようにカードの能力とか性能についてのネタはあまり使わない方向で」 と言われていたので、この回は見た目のイメージのみでストーリーを構成してあります。 表紙: シルヴィアの竜姫とファイア・ドラゴン。 ファミコン版の『ドラゴンスピリット 新たなる伝説』のエンディングのオマージュっぽく見えなくもないかな? 1本目『頼れるボディガード?』: 見ての通り、ちょっと心配性ですが頼もしい限りです。 【元ネタ解説】 2本目『初めて見る物ばかり』: 登場カードに『魔法のランプ』がありますが、【きわみ亭繁盛記】の時の『金貨のつまったズダ袋』同様に、アイテムとしてではなく、カードイラストのオークが登場しているからです。しかも絵のオーク自体も露骨に同一人物です。 3本目『キケンがいっぱい!』: 見ての通り、かなり心配性ですが姫様の安全だけは常に保証されています。 更新日:2017/03/10 【今日からきみも召喚術師!?】ドラゴンジュニア2001年3月号2001☆VOL.47 平成13年2月27日発行 P304 【元ネタ解説】 この回でラミアのラミーちゃんが召喚術師になる(モンコレを始める)わけですが、これを読んだ人がモンコレを始めるきっかけになればな〜っと思って描きました。 表紙: この衣装はプレイステーション用ソフト『モンスターコレクション 〜仮面の魔道士〜 』に登場するラミアの召喚術師、『麗しのライラ』の服装を元にしています。 1本目『とりあえず入門編』: 登場カード『アビス』(儀式スペル)がありますが、これまた『金貨のつまったズダ袋』や『魔法のランプ』のオーク同様に、カードイラストのゴブリンが登場しているからです。 【元ネタ解説】 2本目『極稀カードは大切に!』: 当然、モンコレのカードにもレア度(レアリティ)があり、名称は『出現頻度』と言います。 六門世界(モンコレの世界観)においてのモンスターの遭遇率、珍しさを表しているようで実にセンス良いですよね。 低い物から順に基本(マークは○)、頻繁(マークは△)、並(マークは◇)、稀(マークは☆)、極稀(マークはクローバー)となっております。 その他にも、召喚術師カード(マークは六芒星)、スペシャル・カード(マークはスペード)、プロモーション・カード(マークはハート)、ドラゴンジュニア専用プロモーション・カード(マークは三日月)等がありますが、 それらはちょっと特殊な扱いになります。 3本目『そんでもって実践編』: この呪文の詠唱は、モンコレ・ファンには言うまでもないですね。『モンスター・コレクション―魔獣使いの少女 (1) (ドラゴンコミックス) コミック ‐ 1998/12 伊藤 勢 (著), 安田 均 グループSNE』の作中で、火属性のモンスターを召喚する時の物です。 【今日からきみも召喚術師!?】(カラー版)当時、コピック・マーカーの練習で原稿のコピーに着色した物です。【余談】 ラミアの召喚術師ラミーちゃんは黒い翼の天使クロテンくん同様、この後もレギュラー・キャラになり、さらに後に獅子山竜が制作した RPGツクールXP版『奈落への挑戦状』にもゲスト出演しています。 フリーゲームなので、ご興味のある方はぜひダウンロードしてプレイしてみてください。 更新日:2017/03/11 【闇の騎士道】ドラゴンジュニア2001年4月号2001☆VOL.48 平成13年3月27日発行 P110 【元ネタ解説】 髑髏の騎士の特殊能力〈闇の波動〉は聖属性のユニットをゲームから除外(死亡や破棄と違って生き返らしたり復活させたりできない)してしまうことができる強力な技である。 〈闇の波動〉はそのままでは聖属性以外の敵に対しては効果がないわけだが、『虹の雫の精霊』の特殊能力〈濡れる虹〉で〈闇の波動〉の効果対象を[火]や[水]といった[聖]以外の属性に変更することにより、どんな属性のユニットでも除外可能と言うことになる。 表紙: 『髑髏の騎士』と『虹の雫の精霊』、一見すると奇妙な組み合わせ(聖属性の精霊と魔属性のアンデッド)の二人組だが、ゲーム的な相性が非常に良いのである。 1本目『騎士のプライド』: もちろん、オークごときに〈闇の波動〉&〈濡れる虹〉のコンボを使うまでもない(普通に殴った方が早い)のだが、騎士で上級アンデッドなのに『スケルトン』呼ばわりされたり、精霊なのに『スライム』呼ばわりされることをプライドが許さなかったんでしょうな。 【元ネタ解説】 2本目『ライバル登場?』: 聖杯のパラディンは強力なユニットだが、山札がある限り、戦闘する度に山札を上から1枚破棄しなければならないという欠点(〈偉大なる寄付〉という能力)を持っています。 そのことをネタにしたわけですが、実際のところ、山札が無ければ破棄の必要はないので、さすがにここまでせこくはないはずです。 それはともかく、聖杯のパラディンはもろに聖属性のユニットなので、〈闇の波動〉に対して無防備であり、さすがにライバルと言えるほどの立場ではないです。 3本目『真のライバル登場!』: 髑髏の騎士(種族:アンデッド)の〈闇の波動〉(聖属性のユニット1体をゲームから除外する能力)と空に舞う天使(聖属性)の〈ターンアンデッド〉(種族:アンデッドのユニット1体を破棄する能力)はどちらも[普通/対抗]タイミング(相手の行動に割り込んで使える)なので、イニシアチブで先に動いた方が対抗でやられてしまいます。 しいていえば、残りの能力が、スペル:風、聖である『空を舞う天使』にくらべ、アイテム:1、スペル:※を持っている『髑髏の騎士』の方が汎用性があり、多少有利ではあります。 更新日:2017/03/11 【クロテンくんクライシス】ドラゴンジュニア2001年5月号2001☆VOL.49 平成13年4月27日発行 P234 【元ネタ解説】 【見よ!黒い炎は燃えている!】からクロテンくん再登場です。 表紙: 『黒い翼の天使』(モンコレ2版)のカードイラストのオマージュです。 1本目『カラーでお見せできないのが残念です…』: これまた『黒い翼の天使』のカードイラストの炎の色が赤いことについてのネタです。 「もしかして普段は赤い火だけど、黒い炎という能力を発動すると火が黒くなる設定とか?」と思われるかもしれませんが、〈黒い炎〉は常時発動型の能力なので、そういうのではなさそうです。 【元ネタ解説】 2本目『クロテン VS. ほらふき男爵』: ほらふき男爵、三度(みたび)登場。 黒い翼の天使の防御力は5なので、狙撃部隊アーチャーの狙撃(攻撃力2)では怪力の薬を使って2倍の4にしても貫けないし、 〈黒い炎〉の効果でダイス目がお互い1と6しか存在しないため、同時攻撃になりやすく、そうなった時点で、ほらふき男爵&アーチャーの部隊が一方的に全滅してしまいます。 3本目『恐るべし召喚術!』: 【今日からきみも召喚術師!?】でモンコレを購入し、無自覚で召喚術を使えるようになっていたラミーちゃんが、本格的に召喚術師デビューしてしまいます。 更新日:2017/03/18 【続クロテンくんクライシス】ドラゴンジュニア2001年6月号2001☆VOL.50 平成13年5月26日発行 P198 【元ネタ解説】 クロテンくんが主役の回はこれで3回目ですね。 この後、ラミーちゃんに主役の座を奪われることになります。 表紙: モンスター・コレクション2 対応 オリジナル・カードバインダーの表紙絵のオマージュです。 1本目『天使 VS. 堕天使』: 数多の作品で天使等、聖属性のキャラって魔属性のキャラを(何もしていないのに属性が魔なだけで問答無用に滅ぼそうとするような)差別視する奴が多そうなイメージがありますよね。 【元ネタ解説】 2本目『メリジェーヌ登場』: 余談になりますが、なにげにカード表記上ではメリジェーヌの種族は【ラミア】で、ラミアの種族は【デーモン】だったりします。 これはゲーム・ルールの都合上、しかたがないですよね。 3本目『きわみ亭奮戦記』: クロテンくん、そもそも名前が微妙なので、ダークだのカッコイイだの何を今更って感じです。 更新日:2017/03/19 【ラミアの召喚術師ラミー】ラミアのラミーちゃんのアイコニック・キャラクター昇格を期に、デザインをカードイラストとは少し変更した時に描いたコピック画です。 名前の表記は発掘&スキャン後に画像加工で付けたので、当時(2001年)の『ラミー』ではなく、 RPGツクールXP版『奈落への挑戦状』版に準拠の『ラミィ』になっています。 更新日:2017/03/20 【めざせ!SUMMONER OF SUMMONERS!!】ドラゴンジュニア2001年7月号2001☆VOL.51 平成13年5月26日発行 P232 【元ネタ解説】 いよいよ本格的に召喚術師となったラミーちゃんの活躍にこうご期待! 表紙:ラミーちゃんの下半身が蛇の尻尾ではなく、人間の脚になっているのは、 プレイステーション用ソフト『モンスターコレクション 〜仮面の魔道士〜 』に登場するラミアの召喚術師、『麗しのライラ』や、 『モンスター・コレクション―魔獣使いの少女 (1) (ドラゴンコミックス) コミック ‐ 1998/12 伊藤 勢 (著), 安田 均 グループSNE』に登場するラミアの『ナスターシャ』が下半身を人間の脚の形態に変化させることができることから、六門世界のラミアの常識としてです。 また、モンコレ関連の小説 魔界変化の風 -六門世界(5) (富士見ファンタジア文庫) 文庫 ‐ 2004/6/18 安田 均(著),松本 嵩春(イラスト)の作中で、ハーピィも両腕の翼を人間の腕の形に変化させることができるということが語られています。(この設定が無いとモンコレ2以降のハーピィがカードイラストの衣装を身に付けられない) 1本目『まずは身のまわりから…』: ラミアはアイテムを使う能力を持っていないのですが火の戦闘スペル〈イクイップメント〉を使うことにより、装備することができます。 【元ネタ解説】 2本目『リミットには気を付けて!』: モンコレのユニットは自分のレベルが地形のリミット以内でなければ、そこに存在できません。 解りやすく例えるなら、部屋のような狭い場所に大きなドラゴン等が入れないといったイメージ(多少なりとも絵的に例外もありますが)に近いです。 3本目『ア○ン&サム○ン』: 超○貴・・・としか言いようがありませんね。 路地裏にいる彼らがどれくらい強いかと言うと、まず路地裏のリミットは3、その上にいられるユニットはレベル3まで、平均的に攻撃力3、防御力3のユニットだとします。 そして、オーガ・パワーブラザーズは攻撃力7、防御力7、さらにアイテム:1、火スペル1というチート級です。 もちろん、その代償としてリミットが偶数である地形、例えば本陣に召喚できなかったり、進軍できなかったり(そもそも普通に召喚すること自体が困難)という欠点があります。 更新日:2017/03/22 【モンコレモンスターズ@コミックス用描き下ろし漫画】2001年5月1日初版発行P128 ☆登場カード 【元ネタ解説】 1本目『ラミアときわみ』: 登場カードにあるレモラはすでに調理&完食済みです。 3コマ目の下にで(食い逃げモード)と書いてますが、そもそも店内でテーブルに着くために人間の脚モードにしてるはずですね。 あと、街に出て人ごみに紛れて逃げ去る際には人間の脚の方がいいですが、ウィルダーネス(荒れ野のようなだだっ広い所)をダッシュするなら大蛇の尻尾の方が早そうです。 【元ネタ解説】 2本目『ほらふき男爵 VS. 成金オーク』: 毎度馴染みのホラ男爵。 今回は『金貨のつまったズダ袋』が絵のオークだけでなく、アイテムカードとして登場しています。 更新日:2017/03/23 【ミッドガルドの蛇】ドラゴンジュニア2001年8月号2001☆VOL.52 平成13年7月27日発行 P264 【元ネタ解説】 ヨルムンガルドはものすごく大きく(レベル10)、攻撃力と防御力が12、 儀式スペル(マップ兵器のようなピンポイント攻撃)や、特定の特殊能力の対象にならないため、 やられにくい強力なモンスターです。 表紙: 今回の主役『ヨルムンガルド』と、『ドラゴンヘッドのドラコさん』(後半の主人公的存在)です。 タイトルはヨルムンガルドの別名から。 1本目『デカすぎっス…』: ヨルムンガルド、カードイラストからして本当にデカすぎです。(これが召喚できる本陣って一体どれくらいの広さなんだ?) 【元ネタ解説】 2本目『強いぞドラゴンヘッド!』: 紺碧の女王の特殊能力〈触手の祝福〉によってドラゴンヘッドの攻撃力5が+4されて9になると、ロック(防御力7)だろうとキラー・ホエイル(防御力8)だろうとドラゴンヘッドが先行なら普通に攻撃、後攻なら〈水中反撃〉で倒すことができます。(同時攻撃だと敵味方お互い全滅) 上記の作戦は大砂蟲(攻撃力10、防御力10)には通用しないので、今度はアイテムの力を借ります。 『黄金の戦斧』を装備すると攻撃力が+5され、イニシアチブが−2されます。 これにより、後攻になりやすくなり(つまり同時攻撃になる確率が少し減る)、大砂蟲の攻撃に、ドラゴンヘッドの〈水中反撃〉(攻撃力10)で対抗勝ちできる確率が高いです。もちろんイニシアチブ・タイミングでドラゴンヘッドが先攻になったなら、そのまま攻撃力10で殴ればいいだけです。 上記の作戦はヨルムンガルド(攻撃力12、防御力12)相手には通用しません。 3本目『うなれ!クォーター(1/4)・スタッフ!!』: 本来、『クオータースタッフ』という武器は六尺棒のことですが、モンコレのこれはクオーターではなく、『クォーター・スタッフ』つまり『4分の1杖』という意味のダジャレ・アイテム(しかも装備する武器ではなく、使い捨ての消耗品)です。 まず、モンコレのユニットはレベルの右側に、攻撃力/防御力が表記されているのですが、『クォーター・スタッフ』を使うことにより、それを4分の1にちなんで1/4という表記、つまりユニットの攻撃力を1、防御力を4に変更できます。 攻撃力と防御力が1しかない弱い味方をパワーアップするのにも使えますが、やはり大砂蟲やヨルムンガルドといった大型で強力なユニットを弱体化するのに使うのがセオリーです。 さて、ヨルムンガルド(攻撃力12、防御力12)とドラゴンヘッド(攻撃力5、防御力4)の対決ですが、ドラゴンヘッドがアイテム:1の能力を持っているので、手札に『クォーター・スタッフ』があれば同時攻撃にならない限り、先攻でも後攻でもヨルムンガルドの攻撃力を1、防御力を4に変更してドラゴンヘッドが負けることはなくなります。 にしても常識知らずなわがまま女王様、「触手に加えたい」ってとんでも発想はどこから出たんでしょうね? 更新日:2017/03/25 『モンコレ』ギャラリー02へ続く このページの一番上へ Copyright © 1997-2011 Ryu Shishiyama All Rights Reserved. |