【ラミーちゃんのいきなり六門戦記 その1】ドラゴンジュニア2001年9月号2001☆VOL.534 平成13年8月27日発行 P234 【元ネタ解説】 タイトルの通り、モンコレのボードゲーム『六門戦記』のネタで構成されています。 表紙: モンコレのカード・バインダーを眺めているラミーちゃん。 1本目『ラミーの旅立ち』: モンコレのカードの中にはテキスト部分に『ホーリィの手記』の一部が書かれている物があり、プレイヤー達に世界観を伝えたり、壮大な物語を連想させるようになっています。 【元ネタ解説】 2本目『つばさ (火の村)』: このイベントの攻略条件は『種族:バードのユニット・カードを一枚捨てる』なので、普通は1レベルあたりの種族:バードのユニットだと絵的に似合うのですが、プレイン・ランナー【種族:バード】でも攻略できます。 この少女もプレイン・ランナーのように外で元気良く走り回れるようになるといいですね。 3本目『ドラゴンじいさん (水の村)』: このイベントの攻略条件は『種族:ドラゴンのユニット・カードを一枚捨てる』なので、フェアリー・ドラゴン【種族:ドラゴン】でも攻略できます。 更新日:2017/03/27 【ラミーちゃんのいきなり六門戦記 その2】ドラゴンジュニア2002年1月号2002☆VOL.58 平成13年12月27日発行 P234 【元ネタ解説】 ひきつづき、モンコレのボードゲーム『六門戦記』のネタで構成されています。 表紙: ロシア風?の防寒着を着たラミーちゃん。 1本目『寒波襲来 (土の村)』: このイベントの攻略条件は『【火炎】ダメージを発生させる特殊能力を持つユニットか「スペル:火」か「スペル:※」をもつユニット・カードを一枚捨てる』なので、術者が直接ファイアボールの呪文を使っても攻略はできず、見ての通り失敗です。 2コマ目のファイアボールの呪文の詠唱は、モンコレの生みの親であるグループSNEのTRPG『ロードス島戦記』や『ソード・ワールドRPG』の世界観でおなじみの物です。 【元ネタ解説】 2本目『災害救助 (ドワーフ王国)』: このイベントの攻略条件は『種族:ジャイアントのユニットを一枚捨てる』なので一応、救助自体は成功したようです。 おそらく頑丈なドワーフ達は崩落した岩をどかしてが這い出してこれたんでしょうね。 3本目『推敲 (サザン)』: この物語カードはドラゴンジュニアの付録小冊子についてきた物で、ボードゲーム本体には入っていません。 効果は特殊で、点数は0だけど、『「ストーリー」「要素」をプレイヤーが自由に決めることができる。』というものです。 更新日:2017/03/29 【ラミーちゃんのいきなり六門戦記 その3】ドラゴンジュニア2002年2月号2002☆VOL.59 平成14年1月27日発行 P234 【元ネタ解説】 ひきつづき、モンコレのボードゲーム『六門戦記』のネタで構成されています。 表紙: ラミーちゃんの衣装はオリジナルです。 1本目『手記強奪 (サザン)』: このイベントの条件は『自分より物語カードの多いプレイヤーを1人選び《道》で戦闘する。買ったら物語カードを1枚(相手が選ぶ)受け取る。戦闘終了後このカードをゲームから除外する ※物語カードが最も多いプレイヤーはこの物語に挑戦できない。』です。 強盗召喚術師のセリフの元ネタ、わかる人いるかな? 【元ネタ解説】 2本目『なんとなく交渉フェイズ?』: 六門戦記の交渉フェイズでは、同じマスに止っているプレイヤーと物語カードのトレードや、イベントの挑戦権について等、いろいろな交渉ができます。 3本目『感想は?』: むしろ、奪う価値も無い手記に必死になってたことの愚かさを反省すべきかと。 更新日:2017/03/31 【ラミーちゃんのいきなり六門戦記 その4(無属性編)】ドラゴンジュニア2002年8月号2002☆VOL.65 平成14年7月27日発行 P212 【元ネタ解説】 ひきつづき、モンコレのボードゲーム『六門戦記』のネタで構成されています。 表紙: ボードゲーム『六門戦記』のパッケージ・イラスト(BOX ILLUSTRATOR / Yuji Kaida)のオマージュです。 1本目『オアシスからの手紙 (オアシス)』: このイベントの条件は『海、ウォーレス、ロスウェル火山のうちいずれか好きな場所へ移動』なので、オアシスから→風の村→サザン→水の村→ウォーレスと歩けば2ターン(1ターンに2歩移動できる)で攻略できます(他のプレイヤーにテレポートさせられたりしない限り)。 しかし、あえてオアシスから隣(目的地とは逆方向)のタージケントへ移動し、儀式スペルのダイス・ロールで運良く8が出ればわずか1ターンで攻略できることになります。 普通に考えれば、分の悪い賭けですが、もし、レイズ・デッドやデス・スペルといった、他の儀式スペルが発動してもちょっと嬉しいという状況なら、あえてやってみるのもありかもしれません。 【元ネタ解説】 2本目『ヒポグリフ強襲 (ロスウェル火山)』: このイベントの条件は『戦闘(特殊)/ヒポグリフ:モンスター(属性:風 3レベル 3/1 飛行 イニシアチブ:+2)に勝つこと。ただし進軍タイプ「飛行/長距離飛行」のユニットしか戦闘に参加できない』なので、進軍タイプ「飛行」のピクシーは攻略可能です。 ヒポグリフはイニシアチブ+2を持っているので先攻をとりやすいのですが、防御力がたった1なので、先攻でも後攻でもピクシーの特殊能力〈沈黙の暗殺者〉([普通/対抗]ユニット1体に【1】ダメージを与える。)でぷちっとやられてしまいます。 ちなみに、このピクシーのぴあちゃんは、昔、牙威格斗がゲーム・マスターを担当したTRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)のキャンペーンに登場したNPC(ノンプレイヤーキャラクター)で、RPGツクールXP版『奈落への挑戦状』にもゲスト出演しています。 フリーゲームなので、ご興味のある方はぜひダウンロードしてプレイしてみてください。 3本目『勝つまで戦う子供 (ロスウェル火山)』: このイベントの条件は『戦闘(特殊)/モンスター・プラント:プラント(属性:土 1レベル 0/3 歩行)と戦って、負けること』なので、普通の攻撃しかできないユニット等では(攻撃力や防御力がどれだけ低かろうと)引き分けにはできても負けることはできません。 戦闘スペルや特殊能力で自分を倒す(例えばピクシーが特殊能力〈沈黙の暗殺者〉で自分を倒す)のが定番ですが、それよりもデザート・ドレイク【ドラゴン】や、デザート・ビースト【スピリット】の『特殊能力〈蜃気楼〉([普通/対抗]このユニットを自分の手札に戻す。)ならユニットが戦死せずに生きたまま帰って来るので、貴重な仲間を失わずにすみます。 六門戦記の追加ルールで使う自分用のモンコレのデックにデザート・ドレイク【ドラゴン】を入れておけば、『勝つまで戦う子供 (ロスウェル火山)』の他にも『ドラゴンじいさん (水の村)』を攻略する時にも使えて一石二鳥です。 更新日:2017/04/01 【ラミーちゃんのいきなり六門戦記 その5(無属性編)】ドラゴンジュニア2002年8月号2002☆VOL.65 平成14年7月27日発行 P214 【元ネタ解説】 ひきつづき、モンコレのボードゲーム『六門戦記』のネタで構成されています。 ドラゴンジュニアでのモンコレモンスターズが終了するので、前回の【ラミーちゃんのいきなり六門戦記 その4(無属性編)】と同じ雑誌(2002年8月号)に2本連続掲載でした。 この時点でさらにあと3本の原稿を預けてありましたが、それらは未掲載のまま終了です。 表紙: 六門戦記のボード上を旅するラミーちゃんと、毎ターン1歩ずつ移動する黒の召喚術師。 1本目『川を覆う魔法生物 (タシエル』: このイベントの条件は『戦闘/アクアマリン・ウーズ:魔法生物(属性:水 2レベル 1/4 歩行)×3体』に勝つことなので、単純な攻撃力なら4×3=12以上必要です。 ファイア・ドラゴンの特殊能力〈灼熱のブレス〉([普通]パーティ1つのすべてのユニットに、【火炎:このユニットの防御力を同じだけ】のダメージを与える。)なら、防御力4のアクアマリン・ウーズそれぞれに5ダメージずつ与えて焼き払うことができます。 【元ネタ解説】 2本目『黒の召喚術師現る!』: 地形『鋼の門』のリミットはレベルに関係なく、ユニット1体なので、戦う時は常にサシ(1対1)の勝負になります。 黒い翼の天使がいると、特殊能力〈黒い炎〉の効果でダイス目が1か6しか存在しなくなるため、イニシアチブの結果が同時攻撃になるの確率が非常に高いです。 同時攻撃になると全ての特殊能力は関係なしに、お互いの攻撃力と防御力だけでぶつかり合うので、当然、自分の防御力以上の攻撃力を持つユニットが自分と同じユニットと同時攻撃になると、お互い倒れます。 3本目『ラッキーセブンが出るまで…』: 2d6(6面体のサイコロを2個振って出た目の合計)で7が出れば儀式スペル『レイズデッド』が発動し、捨て山のユニットカードを1枚選んで手札にすることができます。 一応、期待値的には7は出やすいという計算になりますね。 更新日:2017/04/03 【ラミーちゃんのいきなり六門戦記 その6(完結編)】『モンコレモンスターズ』終了につき雑誌未掲載【元ネタ解説】 モンコレのボードゲーム『六門戦記』のネタも今回でいよいよ最終回です。 表紙: サモナー(召喚術師)のラミーちゃん、冒険を続けるうちになにげにちょっとだけ装備品が増えてパワーアップしてます。 D&Dに例えるならヴェストメント・オヴ・フェイスとブレイサー・オヴ・アーマーの効果で防御力がアップしていることでしょう。 1本目『大砂蟲の脅威 (ソブリニ)』: 1コマ目の左端にフェアリー・ドラゴンがいるのは、イニシアチブタイミングに同時攻撃を回避するためです。 【元ネタ解説】 2本目『死してなお、人のために (フューレン)』: 六門戦記に付いて来る『髑髏の騎士』のカード(絵はゲイルのイメージ)は〈闇の波動〉([普通/対抗]「属性:聖」のユニット1体を、ゲームから除外する。)の部分が〈闇の結界〉([普通]パーティ1つのユニットすべてに効果。対象ユニットが「属性:聖」の場合、破棄する。)になっています。 同じく『ジャッジメント』のカード(ものすごく大きいサイズ)も付いてきますが、そちらも本来のジャッジメントとは違う能力になっています。 ボードゲーム単体のセット内ではあえてモンコレの複雑な部分(対抗タイミング等)を無くし、誰でもプレイしやすいようにうまく工夫されていているわけです。 さて、ジャッジメント戦ですが、毎度のことながら、『黒い翼の天使』の〈黒い炎〉の効果で同時攻撃の可能性がかなり高いです。 でもって六門戦記のジャッジメントは〈選ばれし武具〉の効果で、同時攻撃時には無条件で倒される仕様になっています。 3本目『世界樹の支配 (氷刃山)』: 六門戦記のセットには黒の召喚術師用の『黒い翼の天使』や『ヨルムンガルド』のカードも付いてきますが、裏面が普通のモンコレとは違うので普通のモンコレのデックに混ぜて使うことはできません。(裏面がブラインドのスリーブに入れれば一応、使えはしますが、わざわざそうまでして使うくらいなら黄色い潜水艦等でシングル販売されている本物を買うのが常識でした) 更新日:2017/04/05 【我が名は無謀召喚士!? その1】『モンコレモンスターズ』終了につき雑誌未掲載【元ネタ解説】 タイトルは言うまでもなく、 我が名は無法召喚士―モンスター・コレクション・ノベル (富士見ファンタジア文庫) 文庫 ? 2000/9北沢 慶 (著), 安田 均 (著), 四季 童子 (イラスト) のパロディです。 表紙: 召喚術師ラミーもすっかり板についてきました。 1本目『たまにはこんな来訪者』: 外人部隊グラディエーターのみなさん、ヨルムンガルドに食べられずにすんだみたいですね。 【元ネタ解説】 2本目『アジト完成!』: どうでもいい事ですが、「パーペキトゥ!」はラミーちゃんの造語(パーフェクトと完璧を混ぜただけ)です。 3本目『モンコレ(初期)では1人だったから』: ラミア【デーモン】と似たような境遇といえば、スキュラ【モンスター】も、後にドラゴンヘッド等といった種族:スキュラのユニットが出ましたね。 更新日:2017/04/07 【我が名は無謀召喚士!? その2】『モンコレモンスターズ』終了につき雑誌未掲載【元ネタ解説】 モンコレモンスターズ(獅子山竜編)もいよいよ今回で最終回です。 実はラミーちゃんや髑髏の騎士の活躍はこの他にもモンコレTRPG(既存の公式ルール『六門世界RPG』ではなく、完全に自作のルールで、モンコレのカードのルールほぼそのままのシステム)のリプレイ等がありますが、それらはまたいつか別の機会にでも・・・ この後は(牙威格斗編)をアップしていく予定です。 表紙: 召喚術師ラミーちゃんとクロテンくん。 ちなみに微妙な違いゆえに気付きにくいのですが、常にクロテンくんの角はカードイラストにちなんで左右非対称(右が少し長い)になっております。 1本目『クロテンくん堕天使の黄昏(ラグナロク)!』: 見ての通り〈黒い炎〉の効果はその性質上、不利に働くケースもあります。 【ラミーちゃんのいきなり六門戦記 その6(完結編)】の2本目『死してなお、人のために (フューレン)』(同時攻撃が嬉しい状況)の逆のパターンですね。 【元ネタ解説】 2本目『爆弾竜 VS. 黒い翼の天使』: ボム・ドラゴンの特殊能力〈硝煙のにおい〉の効果は『[対抗:イニシアチブ限定]すべてのユニットに効果。すべてのプレイヤーのイニシアチブ決定のダイス目が「6」の場合、対象ユニットに【火炎:6】ダメージを与える』です。 黒い炎の効果で発動率が大幅アップし、発動すればお互い防御力は6以下なので、【火炎:6】ダメージで死亡します。 ちなみに、お互いのダイス目が1で同時攻撃になった場合は、攻撃力と防御力が6のボム・ドラゴンに対し、攻撃力と防御力が5の黒い翼の天使が一方的にやられてしまいます。 3本目『黒い猛毒 VS. 黒い炎』: ピュートーンの特殊能力〈黒い猛毒〉の効果は『[普通/対抗]自分の手札を2枚破棄することが代償。ユニット1体が対象。対象ユニットに【猛毒:2】ダメージを与える。』です。 つまり、防御力が5もある黒い翼の天使に対しては基本的に無効です。 黒い炎はというと・・・やはり同時攻撃は嫌な状況(お互い攻撃力と防御力が5)ですね。 なので、 >クロテンくん「フンッ 邪魔にもならなかっただろう!」 結果的に邪魔にならなかっただけで、確率論ではすでに邪魔になってたことになります。 更新日:2017/04/11 このページの一番上へ 『モンコレ』ギャラリー01へ戻る Copyright © 1997-2011 Ryu Shishiyama All Rights Reserved. |