『奈落(アビス)への挑戦状』ギャラリーへ戻る ページ: 1/ 2/ 3/ 4/ 1ページ目D&D3.5ed版『奈落への挑戦状外伝』01『黒炎のるつぼ』 ―獅子山竜の実家のリビングルーム― 獅子山竜、牙威格斗、A.H.氏、M.U.氏、R.Y.氏の5人がテーブルに着いている。 獅子山竜 「さて、全員集まったので早速始めたいと思います。 今回は『アビスへの挑戦状』の外伝をやるわけですが、 使用するルールはクラシックD&Dではなく、D&D3.5edになります。 3.5版へのコンバートは格斗が全キャラ分やっといたんで、 とりあえずキャラシーに目を通しておいてください」 A.H.氏 「(手元にあるD&D3.5版のトーマスのキャラクターシートを見て)おお〜、 俺のトーマスがアダマンティン製の装備で身を固めてる(^^)」 M.U.氏 「あんの〜、なんかフレディ、すごいことになってません? (フレディのキャラシーの武器欄を見ながら) この『オースボウ』ってのはどういった物なんでしょ?」 牙威格斗 「『ばるはら繁盛期』(別のキャンペーン)の時にエルスレード(ガンダリアスのプレイヤーH.S.氏が演じていたエルフのキャラクター)が使っていたエルフの魔法の弓だよ。 必殺技みたいな効果が付いてて面白いからぜひ使ってみてよ。 詳しくはD&D3.5edDMGの223ページに書いてあるからチェックしといて」 R.Y.氏 「あ〜、聞いたことある! 強力な弓だけど、狙った敵を倒せなかったら鬱モードになっちゃうやつだよね?(苦笑)」 牙威格斗 「残念ながらあの頃(3ed)のルールとは違って、 少しパワーダウンすると同時にいじけ虫になるリスクもなくなっちゃったんだけどね(^^;)」 R.Y.氏 「なんだぁ残念だな〜あの設定が面白かったのに(苦笑)」 A.H.氏 「確かに、どっちかっていうと、ハイリスクハイリターンの方が燃えるよな〜(^^)」 M.U.氏 「(オースボウの説明を読みながら)ほほう・・・ずいぶん変わった能力だぁね、 使いどころに悩みそう」 獅子山竜 「キャラクターについては、格斗、A.H.氏、M.U.氏の3人はもちろん従来通り ジュン、トーマス、フレディを演じてもらうとして、R.Y.氏はアビス最終戦争編の時と同じく ハーフリングのスリンガー君を演じてもらいます」 R.Y.氏 「了解で〜す」 _____________________________ 【説明】 ハーフリングのスリンガーは元々NPC(ノンプレイヤー・キャラクター)だったが、 奈落への挑戦状の最終戦争編の時に新たに参加したR.Y.氏が担当した。 _____________________________ 【プレイヤー・キャラクター紹介】 ジュン(人間、17歳、モンク2/パラディン8、LG) HP116 AC24(+4【敏】、+8鎧、+1盾、+1反発) 【筋】18、【敏】18、【耐】14、【知】10、【判】14、【魅】16 特殊能力:素手打撃、連打、《朦朧化打撃》2回/日、身かわし、善のオーラ、ディテクト・イーヴル、悪を討つ一撃2回/日、信仰の恩寵、癒しの手、勇気のオーラ、健全なる肉体、アンデッド退散6回/日、特別な乗騎、リムーヴ・ディジーズ1回/週 技能:〈軽業5〉、〈聞き耳5〉、〈騎乗9〉、〈交渉5〉、〈知識(宗教)5〉、〈跳躍5〉、〈登攀5〉、〈動物使い5〉、〈平衡感覚5〉 特技:《素手攻撃強化》Mnk、《二刀流》、《二刀の守り》、《迎え撃ち》Mnk、《特殊武器習熟:バスタード・ソード》、《修法の騎士》、《二刀流強化》 言語:共通 所持品:+1ホーリィ・バスタード・ソード、+3ミスラル製ブレストプレート、リング・オヴ・プロテクション+1、ブーツ・オヴ・スピード、ヒューワーズ・ハンディ・ハヴァサック、消えずの松明、トラヴェル・クローク、ダガー、探検家の服、聖印(銀)、背負い袋、ベルトポーチ、呪文構成要素ポーチ、水袋、袋、旅人の服、平民の服、モンクの服、絹のロープ50フィート、特殊な軍用鞍 所持金:42gp、8sp 特別な乗騎 クロス(セレスチャル・ペガサス) _____________________________ トーマス(人間、18歳、ファイター10、NG) HP130 AC21(+1【敏】、+10鎧) 【筋】19、【敏】14、【耐】16、【知】14、【判】12、【魅】14 技能:〈威圧5〉、〈軽業5〉、〈騎乗10〉、〈水泳13〉、〈跳躍10〉、〈登攀12〉、〈動物使い5〉 特技:《攻防一体》Ftr、《強打》、《薙ぎ払い》、《足払い強化》Ftr、《軍用武器熟練:グレートアックス》、《武器開眼:グレートアックス》Ftr、《突き飛ばし強化》Ftr、《突撃兵》、《上級武器熟練:グレートアックス》Ftr、《薙ぎ払い強化》、《組みつき迎撃》Ftr 言語:共通、オーク、ゴブリン 所持品:+3アダマンティン製グレートアックス、+2アダマンティン製フル・プレート、ガントレット・オヴ・オーガー・パワー、ヒューワーズ・ハンディ・ハヴァサック、消えずの松明、トラヴェル・クローク、ダガー、探検家の服、背負い袋、ベルトポーチ、水袋、袋、旅人の服、平民の服、絹のロープ50フィート 所持金:152gp、8sp _____________________________ フレディ(エルフ、135歳、ウィザード5/ファイター1/エルドリッチ・ナイト4、CN) HP74、AC18(+4【敏】、+2外皮、+2反発) 【筋】14、【敏】18、【耐】14、【知】20、【判】12、【魅】12 特殊能力:使い魔の招来 技能:〈解読8〉、〈呪文学10〉、〈真意看破7〉、〈水泳6〉、〈精神集中13〉、〈知識(貴族および王族)7〉、〈知識(自然)8〉、〈知識(神秘学)8〉、〈知識(ダンジョン探検)8〉、〈跳躍6〉 特技:《巻物作成》Wiz、《近距離射撃》、《精密射撃》、《呪文高速化》Wiz、《イニシアチブ強化》Ftr、《手練の術者》、《速射》、《束ね射ち》 言語:共通、エルフ、オーク、ゴブリン、ノール、ノーム 所持品:オースボウ、高品質冷たい鉄製ロングソード、アミュレット・オヴ・ナチュラル・アーマー+2、リング・オヴ・プロテクション+2、ヒューワーズ・ハンディ・ハヴァサック、消えずの松明、トラヴェル・クローク、高品質ダガー、探検家の服、背負い袋、ベルトポーチ、呪文構成要素ポーチ、水袋、袋、呪文書、旅人の服、絹のロープ50フィート、地図/巻物入れ、矢×60 所持金:3427gp、9sp 呪文書にある呪文:0;全て、1;メイジ・アーマー、スリープ、フェザー・フォール、マジック・ウェポン、シールド、バーニング・ハンズ、マジック・ミサイル、レイ・オヴ・エンフィーブルメント、トゥルー・ストライク、2;インヴィジビリティ、スコーチング・レイ、ミラー・イメージ、ノック、3;ヘイスト、ファイアーボール、ライトニング・ボルト、グレーター・マジック・ウェポン、4;グレーター・インヴィジビリティ、エナヴェイション、レッサー・グローブ・オヴ・インヴァルネラビリティ、レオムンズ・セキュアー・シェルター _____________________________ スリンガー(ハーフリング、?歳、ローグ2/レンジャー8、CG) HP96、AC26(+6【敏】、+7鎧、+2盾、+1サイズ) 【筋】14、【敏】22、【耐】14、【知】14、【判】15、【魅】12 特殊能力:急所攻撃1d6、罠探し、身かわし、得意な敵(魔獣+4、異形+2)、野生動物との共感、戦闘スタイル、動物の相棒、戦闘スタイル強化、森渡り、迅速なる追跡 技能:〈開錠5〉、〈解読5〉、〈隠れ身5〉、〈軽業5〉、〈聞き耳5〉、〈騎乗9〉、〈芸能(弦楽器)5〉、〈交渉5〉、〈視認5〉、〈忍び足5〉、〈情報収集5〉、〈水泳5〉、〈生存5〉、〈捜索9〉、〈装置無力化5〉、〈跳躍5〉、〈治療5〉、〈登攀5〉、〈動物使い5〉、〈平衡感覚5〉 特技:《イニシアチブ強化》、《追跡》Rgr、《早抜き》、《二刀流強化》Rgr、《持久力》Rgr、《二刀の守り》、《二刀流強化》Rgr、《二刀の守り強化》 言語:共通、ハーフリング、ノーム、オーク 所持品:+1アイシー・バースト・ロングソード、+1マジカル・ビースト・ベイン・ショート・ソード、+1フレイミング・スリング、+3ミスラル製チェイン・シャツ、ヒューワーズ・ハンディ・ハヴァサック、消えずの松明、トラヴェル・クローク、探検家の服、背負い袋、ベルトポーチ、呪文構成要素ポーチ、水袋、袋、旅人の服、平民の服、高品質盗賊道具、高品質リュート、絹のロープ50フィート、スリング・ブリット×40 所持金:444gp、4sp 動物の相棒 レオパルドン(レパード) _____________________________ ―プロローグ(序章)― DM(獅子山竜) 「奈落への挑戦状第10話(旧D&D版)から一ヶ月ほどたった頃。 現在、カーント大陸南東部にあるサウザンドリーフ地方の状況はこのようになっている (メモが描かれた用紙をみんなに見せる)」 _____________________________ ・奈落の扉が開き、魔物達が増えたため、野外の冒険は危険になっている。 ・リサは素質を見込まれ、サウザンド・リーフ城の神殿で聖女としての教育を受けている。 ・ガンダリアスはケミンのバルカンの塔で余命短いウルカヌス先生の最終授業を受けている。 ・エルノヴァは名声と財産を使ってサガの東にコーダという町を作ろうとしている。 ・ジュンは今サウザンド・リーフ城下町に来ている。(リサを神殿まで護衛してきたため) ・フレディは故郷のウェスト・ヴァインを出て、ウラヤでスリンガーと合流し、 一緒にサウザンド・リーフ城下町に来ている。(トーマスが会いたいというので) ―サウザンド・リーフ城下町の酒場「ヒドラの蒲焼亭」― DM 「ジュン、フレディ、スリンガーはトーマスからのラブコール(「トーマス傭兵団を作るから 仲間に入らないか」?というような内容)を受けている状態から始まる。 現在の時刻は午前10時頃だ」 トーマス 「ということで、一緒に傭兵団やらないか?」 ジュン 「俺はマーヤ神のパラディンとして勉強しなきゃならないことがたくさんあるから 遠慮させてもらうよ。リサに借りている聖書、まだ半分も読んでいないんだ」 フレディ 「私も遠慮させてもらおう。興味がない」 スリンガー 「ボクも傭兵団ってガラじゃないからなあ・・・ そうだ!入るかわりに傭兵団の歌を作ってあげるよ! (リュートをとり出す) トーマスはっ元気〜な機関車〜〜♪ チャッチャッチャッチャ〜、チャッチャッチャッチャ〜♪ みんなみ〜ん〜な友達〜〜♪・・・」 ヒドラの蒲焼亭マスター 「あの〜、他のお客さんもいるんで少し静かにしてくれませんかね?」 スリンガー 「おっと、こりゃ失敬」 _____________________________ そうこうしていると、胸の谷間が目立つ派手な服装で、 首には魔法の神のホーリー・シンボルを提げている美しい女性が酒場に入って来て、 近くの席に着いた。 ヒドラの蒲焼亭マスター 「いらっしゃいベラムさん、どう調子は?儲かってるようだけど(お冷を出す)」 ベラム 「最近は荒野の旅が物騒だからね、旅人の客が後を絶たないんだよ。 おかげさまであたしゃ商売繁盛、奈落の獣どもに感謝したいくらいさね(皮肉に微笑む)。 タラモサラダとトマジューちょうだい」 二人の会話からすると、派手な女性はベラムという名で、占い師のようだ。 ジュン 「彼女の提げているあれは(知識:宗教判定)魔法の神の聖印か、 それはそうとタラモサラダって食べたことないから俺も頼んでみよう。 マスター、タラモサラダ追加〜」 フレディ 「ジュンは相変わらずだな・・・ じゃあ私は、今日の我々の行動について彼女に占ってもらうとしますか・・・ (席を立ち、派手な女性のテーブルに行く)あの〜、お取り込み中失礼します。 我々の今日のパトロールについて占ってくれませんか?」 占い師ベラム 「今は休憩時間だから、本来なら断るところなんだけれど・・・アンタはなかなかハンサムだし、 料理が運ばれてくるまでの暇つぶしということで、特別に占ってあげるわ。 金貨300と5枚だよ」 フレディ 「305gp!?それはまた随分と高いな・・・」 占い師ベラム 「あきれた・・・あたしゃ冒険者専用の本物の占い師なんだよ? (『プレイヤーズハンドブック』P125&P130(呪文とサービス)をよく読んでごらんよ」 フレディ 「そういうことならこれで(305gpをテーブルに置く)お願いします」 占い師ベラム 「そうこなくっちゃ、 一流の冒険者たるもの、お金の使いどころは間違えないようにしないとね・・・ あら?もしかしてアンタ、一ヶ月ほど前に浮遊城砦で扉を封印したアビス・バスターズの 一員じゃあないのかい?」 フレディ 「まあ、そうですけど」 占い師ベラム 「だったら最初からそう言っておくれよ、あたしゃ有能な冒険者の味方なんだ。 見たところアンタも魔法使いみたいだし、金貨180枚で占ってあげるよ。 そのかわりこの色紙にサインしてくれないかねえ? あちらの席のお仲間さん達にもお願いしたいんだけど、ダメかい?」 フレディ 「ええ、お安い御用です。占い代も通常どおり金貨305枚でいいですよ。 少し待っていてください(色紙を持って、仲間のいるテーブルに行き、事情を説明する)」 トーマス 「おう、まかせろ!旧ルール版と違って今回はオレも読み書きが出来るからな」 スリンガー 「(ささっと書いて)はい、次はジュンだよ」 ジュン 「俺こんなの書いたことないからうまく書ける自信がないなあ・・・ 自分文字で書いちゃダメかな?」 トーマス 「自分文字って自分にしか読めないどころか、時が経ったら 書いた本人にすら解読不能になりそうだよな(笑)」 そんなこんなで、ベラムがディヴィネーション(4レベル信仰呪文)で占う。 占い師ベラム 「占いの結果が出たよ。2時に少女と待ち合わせ、デートコースは貝塚見学・・・ なんだいこりゃ?まあ、つまりあれだね・・・一時間以内に東北東に向かえば きっと良い事があるはずだよ、なんにせよ急いだほうがよさそうだねぇ」 _____________________________ 【説明】 ディヴィネーションの呪文は基本的に1時間以内のことしか占えないので、 2時とは時間ではなく方向を指し、東北東を意味する。 さらに、地図で見るとその方向にはハーフリングの里、『シェル・シャイア』があり、 シェル=貝で貝塚見学という脈絡になっている。 余談だが、カーント大陸は関東地方の形に似せて作ってあり、 『シェル・シャイア』がある場所は千葉の加曽利貝塚のあたりである。 _____________________________ 【キャラクター紹介】 占い師ベラム:女性のハーフエルフ(39歳)、属性:TN、hp:39 クレリック7(神格:ボカブ、領域:魔術、神託) 能力値:【筋】10、【敏】14、【耐】10、【知】14、【判】18、【魅】12 所持品:クオータースタッフ、ローブ、ペリアプト・オヴ・ウィズダム+2(4000gp)、その他呪文構成要素ポーチ、ホーリー・シンボル等。 _____________________________ ―第1章― 占いの結果を聞いた一行は早速、東北東に向かって出発する。 (フレディはベラムとの別れ際に連絡先を教えてもらった) ジュン 「一時間以内に何かが起こるというのなら、みんな今のうちに強化魔法をかけておいたほうが良さそうだ。(特別な乗騎:セレスチャル・ペガサスのクロス(天馬の名前)を招請して、ゴールデン・バーディングの呪文を唱えると、クロスが黄金のチェイン・メイル・バーディングを身に纏う)」 スリンガー 「ロング・ストライダー!(動物の相棒:レパードのレオパルドンにまたがったまま地面の土を一つまみ手に取り、それを物質要素にしてレンジャー呪文ロング・ストライダーを唱える。 土が消滅すると同時にスリンガーとレオパルドンの移動速度が10ft増加する)」 フレディ 「じゃあ私も自分にメイジ・アーマー、高品質の冷たい鉄製ロングソードにグレーター・マジック・ウェポンをかけるとしますか(フレディのACが4上がり、武器が+2強化ボーナスを得る)」 荒野を歩いていると、向こうから一頭のポニー(小馬)が駆けてくる。 (スリンガーがスポット判定に成功) スリンガーは、ポニーの背中にポニーテールの少女?がしがみついている事に最初に気付く。 そしてそのポニーのすぐ後ろには大きな追う者の姿が・・・ 人間と巨大なハゲワシをかけあわせたような姿をしているデーモン・・・ アビスの飛行強襲兵、ヴロックだ! ________________________ 【ヴロック】大型サイズの来訪者(悪、混沌、他次元界、タナーリ) ヴロックはより強力なデーモンに衛兵として仕え、アビスの戦争では飛行強襲兵の役割を担う。 ヴロックの身長は約8フィート(240cm)、体重は約500ポンド(230kg)である。 戦闘時、凶暴な戦士であるヴロックは、上空から襲いかかって敵に最大限のダメージを与える戦い方を好む。 戦闘中の彼らは踊り跳ねるように動き回り、一時的に空へ飛び上がっては、また舞い降りて足の爪を獲物に突き刺す。 ヴロックの強みは機動性にあるのだが、度の過ぎた戦い好きであるため、勝ち目の薄い近接戦闘を始めてしまうことがよくある。 ________________________ ヴロック 「まてまて〜、食うてまうど〜?(かぎ爪でポニーを捕まえ、少女が落馬する)」 スリンガー 「レオパルドン!彼女の元へ!(騎乗したまま少女のそばへ駆けよる)」 フレディ 「オースボウの力を試してみるか(オースボウに矢をつがえ弓を引き絞る)」 オースボウ「(エルフ語で声低くささやく)すみやかに敵をば打ちて取りつべし」 (オースボウは矢をつがえて聞き絞ると魔法の合言葉が発せられ、 それに応えることで一時的に弓の威力が上がる) フレディ 「(エルフ語)目標を殺す!」 オースボウ「(エルフ語の低い叫び)われに背く者に迅き死をば与えん」 フレディのオースボウがヴロックに対して+5の強化ボーナスを得、放たれたアローは2d6ポイントの追加ダメージを与える(クリティカル時のダメージは×3ではなく×4になる)。 速射で2本命中!それぞれヴロックのダメージ減少10/善を上回り10点と5点ダメージ。 トーマス 「うおお〜〜っ!(疾走の3倍移動でなるべくヴロックに近づこうとする)」 ジュン 「クロス!挟撃にいくぞ!(セレスチャル・ペガサスに上空から敵の背後を取らせ、自分はブーツ・オヴ・スピードを起動し、ヴロックに突撃して、破邪の一撃25ダメージを与える)」 ヴロック 「誰!楽しい狩りの時間を邪魔したのは誰!?お前か! (ポニーを爪で引き裂き、フリー・アクションで胞子を放出する)」 クロス(天馬) 「ヒヒ〜〜ン!(胞子の影響でダメージを受ける)」 ジュン 「くっ!スリンガー!その子を早く遠くへ!」 スリンガー 「レオパルドン、離脱だ!(気絶している少女を抱えあげてこの場を離れる)」 フレディ 「(速射で3本命中!ヴロックに7点と8点と11点ダメージ)しぶといヤツだ!」 トーマス 「腸ぶちまけろ!このハゲワシ野郎!(特技《ショック・トルーパー》でヴロックに44−ダメージ減少10/善で34点ダメージを与える)」 ジュン 「とどめだ!(ヴロックに連続攻撃を叩き込む)剣武連撃!」 ヴロック 「グエェ〜〜〜ッ!! (戦いに熱くなりすぎた結果、テレポートで逃げる暇もなく倒れることになってしまった)」 ジュン 「リムーヴ・ディジーズ!(パラディンの特殊能力を使用してクロスの体についたヴロックの胞子を除去する)スリンガー、彼女は無事か?」 少女は気を失っている(ダメージ10、非致傷ダメージ30)。 一見すると薄汚れたポニーテールの女の子のようだが、 よく見ると彼女はハーフリングの女性である。 スリンガー 「どこかのお姫様(気品や装飾品等から推察)かな?」 ジュンがパラディンの特殊能力:レイ・オン・ハンズ(癒しの手)で少女の傷を癒し、 介抱してやると彼女は目を覚ました。 ハーフリングの女性 「あなた方は・・・(ハッと思い出したかのように)お願いです! 助けてください!」 彼女が話す内容は以下のようなものである。 ・名前はコーラル、サウザンド・リーフ城の東北東にあるハーフリングの隠れ里『シェル・シャイア』の族長の娘。 ・シェル・シャイアが溢れかえった魔物共との戦いで疲弊していたところをアビスの氷原からやって来たフロスト・ジャイアントの集団に襲われ、聖宝(レリック)である「黒炎のるつぼ(クルーシブル・オブ・ブラックフレーム)」が奪われてしまった。 ・現在、氏族の大半が殺されるか捕虜にされるかして、ほぼ壊滅状態。 ・彼女はフロスト・ジャイアントのアジトから仲間の助けを借りてなんとか脱出し、食用にされそうになっていたポニーに乗り、サウザンド・リーフ城に助けを求めてきた。 次のページへ ページ: 1/ 2/ 3/ 4/ 『奈落(アビス)への挑戦状』ギャラリーへ戻る |